人気ブログランキング | 話題のタグを見る


仕事で訪れるアメリカ南西部のお気に入りスポットなどをご紹介していきます


by kokomana

カテゴリ

全体
アリゾナ州
アリゾナグルメ編
ニューメキシコ州
ニューメキシコグルメ編
ニューメキシコ州 サンタフェ

商品
その他
はじめまして
未分類

以前の記事

2019年 04月
2018年 10月
2018年 07月
2018年 04月
2017年 11月
2017年 03月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 05月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月

フォロー中のブログ

最新の記事

鈴廣かまぼこの里
at 2019-04-18 16:45
アメリカにて
at 2018-10-13 17:36
サントドミンゴネックレス
at 2018-07-04 10:45
Bucket Turquoi..
at 2018-04-01 18:30
ウィンターホリデープレゼント..
at 2017-11-20 12:22

東京町田市
インディアンジュエリー
ココペリ

最新のトラックバック

ライフログ

検索

その他のジャンル

外部リンク

ファン

ブログジャンル

旅行・お出かけ
セレクトショップ

Bucket Turquoise - バケツターコイズ

こんにちは お久しぶりです。


今日は『Bucket Turquoise』のお話です。

日本語で言うと、バケツターコイズですか?

Bucket Turquoise - バケツターコイズ_d0347430_18005807.jpg

アメリカ南西部の鉱山の多くは、金、銀、銅だけを採掘していました。鉱山にはこれらの三つの鉱物に沿ってターコイズがありました。労働者たちはこのターコイズの使い道を見いださず、それらを処理するのも面倒に思っていましたし、鉱山主たちもターコイズに対してあまり価値を感じていませんでした。


付近にレストランなどない鉱山での労働者たちは、お弁当を持参していました。

足元にはゴロゴロとターコイズが落ちています。坑夫の何人かは、昼食を食べた後の空になったランチバケツ(お弁当箱)にそれらを詰めて持ち帰りました。なぜならトレーディングポストやフレッドハーヴィ、ナバホや周辺のプエブロの人々がターコイズを好み、身につけていたので、彼らはその価値を知っていたのです。


こうやってランチバケツに入れて持ち出されたターコイズを『Bucket Turquoise』と呼ぶそうです。


ちなみに、フレッド・ハーヴィはイギリス出身のアメリカの実業家で、フレッド・ハーヴィ・カンパニーの創業者です。レストランチェーンを世界で始めて考案した人物と考えられ、サンタフェ鉄道に沿ってレストランやホテルをオープンさせていき、当時、ナバホの人々の間で取引されていたインディアンジュエリーを観光客向けに軽量化しお土産として販売していたようです。この頃のジュエリーはフレッドハーヴィスタイルと呼ばれており、今もコレクターの間で人気があります。

その後、フレッド・ハーヴィ・カンパニーのレストランは時代の変化とともに閉店していきますが、サンタフェプラザにある『La Fonda』はオーナーが変わったものの今も営業していますね。


Bucket Turquiseをきっかけに、それらが持ち出されたであろうニューメキシコ州の鉱山や坑夫、その時代にふと思いを馳せてみたりします。


*写真のリングはこちらです。





東京都町田市のインディアンジュエリーショップ



by kokomana | 2018-04-01 18:30 | 商品