仕事で訪れるアメリカ南西部のお気に入りスポットなどをご紹介していきます
by kokomana
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Bucket Turquoise - バケツターコイズ
こんにちは お久しぶりです。
今日は『Bucket Turquoise』のお話です。
日本語で言うと、バケツターコイズですか?
アメリカ南西部の鉱山の多くは、金、銀、銅だけを採掘していました。鉱山にはこれらの三つの鉱物に沿ってターコイズがありました。労働者たちはこのターコイズの使い道を見いださず、それらを処理するのも面倒に思っていましたし、鉱山主たちもターコイズに対してあまり価値を感じていませんでした。
付近にレストランなどない鉱山での労働者たちは、お弁当を持参していました。
足元にはゴロゴロとターコイズが落ちています。坑夫の何人かは、昼食を食べた後の空になったランチバケツ(お弁当箱)にそれらを詰めて持ち帰りました。なぜならトレーディングポストやフレッドハーヴィ、ナバホや周辺のプエブロの人々がターコイズを好み、身につけていたので、彼らはその価値を知っていたのです。
こうやってランチバケツに入れて持ち出されたターコイズを『Bucket Turquoise』と呼ぶそうです。
ちなみに、フレッド・ハーヴィはイギリス出身のアメリカの実業家で、フレッド・ハーヴィ・カンパニーの創業者です。レストランチェーンを世界で始めて考案した人物と考えられ、サンタフェ鉄道に沿ってレストランやホテルをオープンさせていき、当時、ナバホの人々の間で取引されていたインディアンジュエリーを観光客向けに軽量化しお土産として販売していたようです。この頃のジュエリーはフレッドハーヴィスタイルと呼ばれており、今もコレクターの間で人気があります。
その後、フレッド・ハーヴィ・カンパニーのレストランは時代の変化とともに閉店していきますが、サンタフェプラザにある『La Fonda』はオーナーが変わったものの今も営業していますね。
Bucket Turquiseをきっかけに、それらが持ち出されたであろうニューメキシコ州の鉱山や坑夫、その時代にふと思いを馳せてみたりします。
*写真のリングはこちらです。